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//
= Groovyの概要
:jbake-type: tutorial
:jbake-tags: tutorials
:jbake-status: published
:icons: font
:syntax: true
:source-highlighter: pygments
:toc: left
:toc-title:
:description: Groovyの概要 - Apache NetBeans
:keywords: Apache NetBeans, Tutorials, Groovyの概要
このドキュメントでは、NetBeans IDElink:http://groovy.codehaus.org/[+Groovy+]について説明します。Javaアプリケーションを作成し、JFrameを追加し、Groovyファイルから単純なメッセージを取得します。
image::images/netbeans-stamp-80-74-73.png[title="このページの内容は、NetBeans IDE 7.2、7.3、7.4および8.0に適用されます"]
*このチュートリアルに従うには、次のソフトウェアとリソースが必要です。*
|===
|ソフトウェアまたはリソース |必須バージョン
|link:https://netbeans.org/downloads/index.html[+NetBeans IDE+] |7.2、7.3、7.4、8.0、Javaバンドル
|link:http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/index.html[+Java Development Kit (JDK)+] |バージョン7または8
|Groovyプラグイン |-
|===
== Groovyプラグインのアクティブ化
IDEJavaバージョンをインストールする際、Groovyのサポートはデフォルトでは無効になっています。IDEGroovyを使用するには、まずプラグイン・マネージャでGroovyプラグインをアクティブ化する必要があります。
1. メイン・メニューから*「ツール」*>*「プラグイン」*を選択して、プラグイン・マネージャを開きます。
2. プラグイン・マネージャで*「インストール済」*タブをクリックします。
3. 「詳細の表示」を選択し、プラグインのリストで*「GroovyおよびGrails」*プラグインを見つけます。
または、「検索」フィールドに`groovy`と入力して、プラグインのリストをフィルタできます。
[start=4]
. GroovyおよびGrails」プラグインのチェックボックスをオンにして、「アクティブ化」をクリックします。
image::images/groovy-plugin.png[title="プラグイン・マネージャで選択されたGroovyプラグイン"]
[start=5]
. NetBeans IDEのインストーラのウィンドウで「アクティブ化」をクリックして、Groovyプラグインをアクティブ化します。
[start=6]
. インストールが完了したらNetBeans IDEのインストーラのウィンドウで「終了」をクリックし、プラグイン・マネージャで「閉じる」をクリックします。
== アプリケーションの作成
この項では、新規のJavaアプリケーションを作成します。
1. メイン・メニューから「ファイル」>「新規プロジェクト」([Ctrl]+[Shift]+[N]、Macの場合は[⌘]+[Shift]+[N])を選択して新規プロジェクト・ウィザードを開きます。
2. Java」カテゴリから「Javaアプリケーション」を選択します。「次」をクリックします。
3. 「プロジェクト名」として「*GroovyJavaDemo*」と入力し、アプリケーションを作成するフォルダを「プロジェクトの場所」フィールドで指定します。
4. 「メイン・クラスの作成」チェックボックスを選択解除します。「終了」をクリックします。
「終了」をクリックすると、IDEがプロジェクトを作成し、そのプロジェクト・ノードが「プロジェクト」ウィンドウで表示されます。
== JavaクラスとGroovyファイルの作成
この項では、JFrameGroovyクラスを作成します。
1. 「プロジェクト」ウィンドウでプロジェクト・ノードを右クリックし、「新規」→「その他」を選択して「新規ファイル」ダイアログ・ボックスを開きます。
2. JFrameフォーム」を「Swing GUIフォーム」カテゴリから選択します。「次」をクリックします。
image::images/groovy-newjframe.png[title="新規ファイル・ウィザードの「JFrameフォーム」テンプレート"]
[start=3]
. 「クラス名」に「*DisplayJFrame*」と入力します。
[start=4]
. 「パッケージ」に「*org.demo*」と入力します。「終了」をクリックします。
image::images/groovy-newjframe2.png[title="新規JFrameフォーム・ウィザードの「名前と場所」パネル"]
「終了」をクリックすると、IDEJFrameフォームを作成し、そのファイルがエディタで開かれます。
[start=5]
. 「プロジェクト」ウィンドウでプロジェクト・ノードを右クリックし、「新規」→「その他」を選択して「新規ファイル」ダイアログ・ボックスを開きます。
[start=6]
. Groovy」カテゴリから「Groovyクラス」を選択します。「次」をクリックします。
image::images/groovy-newgroovyclass.png[title="新規ファイル・ウィザードの「Groovyクラス」テンプレート"]
[start=7]
. 「クラス名」に「*GreetingProvider*」と入力します。
[start=8]
. 「パッケージ」ドロップダウン・リストから「 ``org.demo`` パッケージ」を選択します。「終了」をクリックします。
「終了」をクリックすると、IDEではGroovyファイルが作成され、エディタでこのファイルが開かれます。
「プロジェクト」ウィンドウのプロジェクト・ノードを展開すると、作成した2つのファイルが「ソース・パッケージ」ノードの下に表示されます。
== JavaからのGroovyのコール
この項では、GroovyファイルとJavaクラスの間の関係をコーディングします。
1. エディタで ``GreetingProvider.groovy`` を開きます(まだ開いていない場合)。
2. 次のコード(太字)を追加して、クラス定義内のgreeting変数を定義します。変更を保存します。
[source,java]
----
class GreetingProvider {
*def greeting = "Hello from Groovy"*
}
----
[start=3]
. エディタで ``DisplayJFrame.java`` を開いて(まだ開いていない場合)、「デザイン」タブをクリックします。
[start=4]
. 「パレット」(メイン・メニューから「ウィンドウ」>「パレット」を選択)を開いて、「テキスト・フィールド」要素( ``jTextField`` )を「パレット」からJFrameにドラッグ・アンド・ドロップします。
image::images/groovy-jtextfield.png[title="エディタの「デザイン」ビューで開かれるDesignJFrameのJTextfield"]
[start=5]
. エディタで「ソース」タブをクリックし、Groovyクラスをインスタンス化し、コンストラクタでGroovyクラスの ``getGreeting()`` メソッドをコールするために、クラス本文の上部に次のコードを追加します。
[source,java]
----
public class DisplayJFrameForm extends javax.swing.JFrame {*
GreetingProvider provider = new GreetingProvider();*
public DisplayJFrame() {
initComponents();
*String greeting = provider.getGreeting().toString();
jTextField1.setText(greeting);*
}
----
Groovyクラスで必要なメソッドの検索には、Javaクラスのコード補完を使用できます。
image::images/groovy-codecompletion.png[title="エディタでのコード補完"]
[start=6]
. 「プロジェクト」ウィンドウでプロジェクト・ノードを右クリックし、「実行」を選択します。
「実行」を選択すると、IDEはアプリケーションをコンパイルして起動します。
image::images/groovy-runproject.png[title="Groovyクラスのテキストをテキスト・フィールドに表示するアプリケーションのウィンドウ"]
アプリケーションのウィンドウで、Groovyクラスのテキストがテキスト・フィールドに表示されていることを確認できます。
これで、Groovyと対話する基本的なJavaアプリケーションの作成方法がわかりました。
link:/about/contact_form.html?to=3&subject=Feedback:%20NetBeans%20IDE%20Groovy%20Quick%20Start[+このチュートリアルに関するご意見をお寄せください+]
== 関連項目
NetBeans IDEでは、Java Web開発でGroovy言語を使用するGrails Webフレームワークもサポートしています。NetBeans IDEでのGrailsフレームワークの使用方法を学習するには、link:../web/grails-quickstart.html[+Grailsフレームワーク入門+]を参照してください。