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<html>
<head>
<title>ビジュアル・モバイル・デザイナのカスタム・コンポーネント: Java MEアプリケーションでのスプラッシュ画面の使用 - NetBeans IDEチュートリアル</title>
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<link rel="stylesheet" type="text/css" href="../../../netbeans.css">
<meta name="Karol Harezlak" content="NetBeans Visual Mobile Designer">
</head>
<body>
<a name="top"></a>
<h1>ビジュアル・モバイル・デザイナのカスタム・コンポーネント: Java MEアプリケーションでのスプラッシュ画面の使用</h1>
<p>スプラッシュ画面は、アプリケーションのルック・アンド・フィールを向上するために使用されます。通常、スプラッシュ画面をプログラムの起動時に使用したり、またはロゴやブランド情報を表示するために使用します。この画面が、アプリケーションに対するユーザーの最初の印象を形作ります。NetBeansのビジュアル・モバイル・デザイナ(VMD)には、VMDパレットにスプラッシュ画面のカスタム・コンポーネントが含まれています。この短い例では、NetBeansでスプラッシュ画面コンポーネントを使用して、新しいJava MEプロジェクトを作成する方法を示します。この機能を使用して独自のスプラッシュ画面を設計および実装する機能の使用方法も説明します。</p>
<p>NetBeansでのモバイル・アプリケーション開発に習熟していない場合は、次に進む前に、<a HREF="quickstart.html">NetBeans Java ME MIDP開発のクイック・スタート・ガイド</a>から始めることをお薦めします。</p>
<!--<p class="notes"><b>注意:</b> NetBeans IDE 6.8を使用している場合は、<a href="../../68/javame/splashscreen.html">Java MEアプリケーションでのスプラッシュ画面の使用(NetBeans IDE 6.8)</a>チュートリアルを参照してください。</p>-->
<h3>内容</h3>
<img alt="このページの内容は、NetBeans IDE 6.9以降に適用されます" class="stamp" src="../../../images_www/articles/69/netbeans-stamp-69-70-71.png" title="このページの内容は、NetBeans IDE 6.9以降に適用されます">
<ul>
<li><a href="#sample" title="サンプル・アプリケーションのインストールと実行">サンプル・アプリケーションのインストールと実行</a></li>
<li><a href="#create" title="スプラッシュ画面カスタム・コンポーネントを使用したモバイル・アプリケーションの作成">スプラッシュ画面カスタム・コンポーネントを使用したモバイル・アプリケーションの作成</a>
<div>
<ul>
<LI><a HREF="#create">SplashScreenExampleプロジェクトの作成</a> </LI>
<LI><a HREF="#add">プロジェクトへのパッケージとビジュアルMIDletの追加</a> </LI>
<li><a href="#addcomponent">MySplashScreenMidletへのコンポーネントの追加</a></li>
<li><a href="#timeout">スプラッシュ画面コンポーネントの「タイム・アウト」プロパティの変更</a></li>
<li><a href="#addexit">フォーム・コンポーネントへの終了コマンドおよび戻るコマンドの追加</a></li>
<li><a href="#addimage">イメージ・リソースの追加</a></li>
<li><a href="#bindimage">コンポーネントへのイメージのバインディング</a></li>
<li><a href="#connect">コンポーネントの接続</a></li>
<LI><a HREF="#run">プロジェクトの実行</a> </LI>
</ul>
</div>
</li>
<li><a href="#javadoc-splashscreen" title="スプラッシュ画面コンポーネントのJavadoc">スプラッシュ画面コンポーネントのJavadoc</a></li>
<li><a href="#nextsteps" title="関連項目">関連項目</a></li>
</ul>
<p><b>このチュートリアルを完了するには、次のソフトウェアとリソースが必要です。</b></p>
<table>
<tbody>
<tr>
<th class="tblheader" scope="col">ソフトウェアまたはリソース</th>
<th class="tblheader" scope="col">必須バージョン</th>
</tr>
<tr>
<td class="tbltd1"><a href="https://netbeans.org/downloads/index.html">NetBeans IDEとJava ME</a></td>
<td class="tbltd1">バージョン6.9以降 </td>
</tr>
<tr>
<td class="tbltd1"><a href="http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/index.html">Java Development Kit</a> (JDK)</td>
<td class="tbltd1">バージョン6またはバージョン7 </td>
</tr>
</tbody>
</table>
<h2><a name="sample"></a>サンプル・アプリケーションのインストールと実行</h2>
<p>始める前に、チュートリアルの最終結果を確認します。<br>次の手順で<tt>SplashScreenExample</tt>アプリケーションをインストールします。</p>
<ol>
<li><a href="https://netbeans.org/projects/samples/downloads/download/Samples/Mobile/SplashScreenExample.zip">SplashScreenExample.zip</a>をダウンロードします。</li>
<li>ファイルを展開します。 </li>
<li>「プロジェクト」ウィンドウは次のようになります。
<p class="align-center"><img alt="SplashScreenプロジェクトが表示されている「プロジェクト」ウィンドウを開きます。" border="1" src="../../../images_www/articles/70/mobility/splashscreen/splash-open.png"> </p>
</li>
<li>「プロジェクト」ウィンドウでプロジェクト・ノードを右クリックし、「プロジェクトの実行」を選択します(またはF6キーを押す)。アプリケーションが実行されると、エミュレータ・ウィンドウが開き、デフォルトのデバイス・エミュレータで実行中のアプリケーションが表示されます。 </li>
<li>「エミュレータ」ウィンドウで「起動」の下のボタンをクリックします。次に示すように、エミュレータでスプラッシュ画面が表示されます。
<p class="align-center"><img alt="スプラッシュ画面が表示されたデバイス・エミュレータで、閉じるには10秒間待機するかキーを押すことをユーザーに示しています" border="1" src="../../../images_www/articles/70/mobility/splashscreen/splash-emulator.png"></p>
</li>
</ol>
<p class="align-center"><a href="#top">先頭</a></p>
<h2><a name="create"></a>スプラッシュ画面カスタム・コンポーネントを使用したモバイル・アプリケーションの作成 </h2>
<div class="indent">
<p>スプラッシュ画面コンポーネントが動作するところを確認し、最初に戻ってこのアプリケーションを作成します。アプリケーションを作成するには、次の手順を実行します。 </p>
</div>
<ol>
<li> <a href="#creating">SplashScreenプロジェクトの作成</a></li>
<li> <a href="#addpackage">プロジェクトへのパッケージとビジュアルMIDletの追加</a>
</li>
<li><a href="#addcomponent">MySplashScreenMidletへのコンポーネントの追加</a></li>
<li><a href="#timeout">スプラッシュ画面コンポーネントの「タイム・アウト」プロパティの変更</a></li>
<li><a href="#addexit">フォーム・コンポーネントへの終了コマンドと戻るコマンドの追加</a></li>
<li><a href="#addimage">イメージ・リソースの追加</a></li>
<li><a href="#bindimage">コンポーネントへのイメージのバインド</a></li>
<li><a href="#connect">コンポーネントの接続</a></li>
<li><a href="#run">プロジェクトの実行</a></li>
</ol>
<h3 class="tutorial"><a name="creating"></a>SplashScreenプロジェクトの作成</h3>
<ol>
<li><tt>ファイル</tt>」>「<tt>新規プロジェクト</tt>」(Ctrl-Shift-N)を選択します。「カテゴリ」から「Java ME」を選択します。「プロジェクト」で「モバイル・アプリケーション」を選択して、「次」をクリックします。 </li>
<li> 「プロジェクト名」フィールドに「<code>SplashScreenExample</code>」と入力します。「プロジェクトの場所」をシステム上の任意のディレクトリに変更します。このディレクトリを<tt>$PROJECTHOME</tt>とします。 </li>
<li> 「Hello MIDletを作成」チェックボックスの選択を解除します。「次」をクリックします。 </li>
<li> 「エミュレータ・プラットフォーム」は、「Sun Java Wireless Toolkit 2.5.2」を選択したままにしておきます。「終了」をクリックします。 </li>
<!--li> Click Finish on the Add Additional Configurations dialog to create the project.
The Projects window displays the project sources and metadata such
as the project Ant script. The application itself is displayed in the Flow
Design window of the Visual Mobile Designer. </li-->
</ol>
<h3 class="tutorial"><a name="addpackage"></a>プロジェクトへのパッケージとビジュアルMIDletの追加</h3>
<ol>
<li> 「プロジェクト」ウィンドウで<code>SplashScreenExample</code>プロジェクトを選択し、「<tt>ファイル</tt>」>「<tt>新規ファイル</tt>」(Ctrl-N)を選択します。「カテゴリ」から「Java」を選択します。「ファイル・タイプ」として「Javaパッケージ」を選択します。「次」をクリックします。 </li>
<li> 「パッケージ名」フィールドに「<code>splashscreenexample</code>」と入力します。「終了」をクリックします。 </li>
<li> 「プロジェクト」ウィンドウで<code>splashscreenexample</code>パッケージを選択し、「<tt>ファイル</tt>」>「<tt>新規ファイル</tt>」(Ctrl-N)を選択します。「カテゴリ」から「MIDP」を選択します。「ファイル・タイプ」として「ビジュアルMIDlet」を選択します。「次」をクリックします。 </li>
<li> 「MIDlet名」フィールドと「MIDPクラス名」フィールドに「<code>MySplashScreenMIDlet</code>」と入力します。「終了」をクリックします。 </li>
</ol>
<h3 class="tutorial">MySplashScreenMidletへのコンポーネントの追加<a name="addcomponent"></a></h3>
<ol>
<li> ビジュアルMIDletを「フロー」ウィンドウに切り替えます。次の画面コンポーネントをパレットからドラッグし、フロー・デザイナにドロップします。
<ul>
<li>スプラッシュ画面</li>
<li>フォーム</li>
</ul>
</li>
<li> スプラッシュ画面コンポーネントは、フロー・デザイナで次のように表示されます。
<p class="align-center"><img alt="選択したコンポーネントが表示されたVMDの「フロー」デザイン・ビュー" border="1" src="../../../images_www/articles/70/mobility/splashscreen/splash-flowscreen.png"></p></li>
<li><tt>splashScreen1</tt>」コンポーネントを選択します。このコンポーネントの「プロパティ」で、「タイトル」を「<code>Splash Screen</code>」に変更し、「<code>Wait for 10 sec. or press a key to close it</code>」と「<tt>テキスト</tt>」プロパティに入力します。</li>
<li>フォーム・コンポーネントを選択し、「タイトル」プロパティを「<code>Form</code>」に変更します。</li>
<li>「フロー」ウィンドウのフォーム・コンポーネントをダブルクリックし、スクリーン・デザイナに切り替えます。</li>
<li>パレットにあるフォームの項目セクションから「<tt>StringItem</tt>」コンポーネントを選択し、これをドラッグして「form1」にドロップします。</li>
<li>スクリーン・デザイナの「<tt>stringItem1</tt>」をダブルクリックします。タイトル「<tt>stringItem1</tt>」を削除し、「<code>&lt;Enter Text></code>」を「<code>Press Exit to close application</code>」に変更します。</li>
</ol>
<h3 class="tutorial">スプラッシュ画面コンポーネントの「タイム・アウト」プロパティの変更<a name="timeout"></a></h3>
<ol>
<li>「ビジュアル・モバイル・デザイナ」ウィンドウの最上部の「フロー」を選択し、「フロー」デザイン・ビューを再度開きます。</li>
<li>スプラッシュ画面コンポーネントを選択します。 </li>
<li>「プロパティ」ウィンドウで「<tt>タイム・アウト</tt>」プロパティを検索し、値を「<tt>5000</tt>」から「<tt>10000</tt>」ミリ秒に変更します。</li>
</ol>
<h3 class="tutorial">フォーム・コンポーネントへの終了コマンドおよび戻るコマンドの追加<a name="addexit"></a></h3>
<p>パレットの「コマンド」セクションから「<tt>終了コマンド</tt>」を選択し、ドラッグして「form1」コンポーネントにドロップします。 </p>
<h3 class="tutorial">イメージ・リソースの追加<a name="addimage"></a></h3>
<ol>
<li>
<tt>splash.png</tt>ファイルを<code>$PROJECTHOME/src/splashscreenexample</code>フォルダにコピーします。
</li>
<li> <tt>splashScreen</tt>コンポーネントを右クリックし、ポップアップ・メニューから「プロパティ」を選択します。 </li>
<li>
「プロパティ」ダイアログ・ボックスで、「イメージ」プロパティに対して省略符号ボタン(<img alt="省略符号ボタン" border="1" src="../../../images_www/articles/70/mobility/splashscreen/ellipsis-button.png">)をクリックします。 </li>
<li> 「イメージ」ダイアログ・ボックスで「追加」をクリックします。<br> image1コンポーネントが追加されます。</li>
<li>「開く」ダイアログ・ボックスで、コピーされた<tt>splash.png</tt>ファイルへのパスを指定します。<br>イメージが追加されます。</li>
<li>「OK」をクリックして「開く」ダイアログ・ボックスを閉じます。</li>
<li>「閉じる」をクリックして「プロパティ」ダイアログ・ボックスを閉じます。</li>
</ol>
<a name="bindimage"></a>
<h3 class="tutorial">コンポーネントへのイメージのバインディング</h3>
<ol>
<li><tt>splashScreen1</tt>」コンポーネントを選択します。 </li>
<li> 「プロパティ」ウィンドウで、ドロップダウン・メニューを使用して「イメージ」プロパティを「image1」に変更します。コンポーネントをダブルクリックして、スクリーン・デザイナでスプラッシュ画面を開きます。次のような画面が表示されるはずです。
<p class="align-center"><img alt="イメージと、閉じるには10秒間待機するかキーを押すことを示すテキストが表示されたスプラッシュ画面" border="1" src="../../../images_www/articles/70/mobility/splashscreen/splash-screendesigner.png"></p>
</li>
</ol>
<h3 class="tutorial">コンポーネントの接続<a name="connect"></a></h3>
<p>「フロー」ビューで開始ポイントをクリックし、矢印を<tt>splashscreen1</tt>コンポーネントにドラッグします。同様に、次の図に示すようにコンポーネントを接続します。</p>
<p class="align-center"><img src="../../../images_www/articles/70/mobility/splashscreen/splash-flow.png" border=1></p>
<h3 class="tutorial">プロジェクトの実行<a name="run"></a></h3>
<p>F6キーを押してメイン・プロジェクトを実行します。あるいは、「<tt>実行</tt>」>「<tt>メイン・プロジェクトの実行</tt>」を選択してもかまいません。</p>
<h2><a name="javadoc-splashscreen"></a>スプラッシュ画面コンポーネントのJavadoc</h2>
<P>NetBeans IDEには、<tt>スプラッシュ画面</tt>コンポーネントや、VMDで使用できるその他のコンポーネントに関するAPI Javadocが用意されています。<tt>スプラッシュ画面</tt>コンポーネントのJavadocを表示するには:
</P>
<OL>
<li>ソース・コードの<tt>スプラッシュ画面</tt>コンポーネントの上にカーソルを置いて、Ctr-Shift- スペース・キーを押します(または「<tt>ソース</tt>」>「<tt>ドキュメントを表示</tt>」を選択します)。<br>この要素のJavadocがポップアップ・ウィンドウに表示されます。 </li>
<li>ポップアップ・ウィンドウで「外部Webブラウザにドキュメントを表示」アイコン(<img alt="外部Webブラウザにドキュメントを表示" src="../../../images_www/articles/70/mobility/splashscreen/show-doc-button.png">)をクリックして、<tt>SplashScreen</tt>コンポーネントに関する詳細をブラウザに表示します。</li>
</OL>
<div class="feedback-box"><a href="/about/contact_form.html?to=6&subject=Using%20Splash%20Screens%20in%20Java%20ME%20Applications">ご意見をお寄せください</a></div>
<br style="clear:both;" >
<p class="align-center"><a href="#top">先頭</a></p>
<h2><a name="nextsteps"></a>関連項目</h2>
<ul>
<li><a href="../../71/javame/smscomposer.html">ビジュアル・モバイル・デザイナのカスタム・コンポーネント: SMSコンポーザ・アプリケーション</a></li>
<li><a href="../../71/javame/filebrowser.html">ビジュアル・モバイル・デザイナのカスタム・コンポーネント: モバイル・デバイスのファイル・ブラウザの作成</a></li>
<li><a href="../../71/javame/pimbrowser.html">ビジュアル・モバイル・デザイナのカスタム・コンポーネント: PIM (Personal Information Manager)アプリケーションの作成</a></li>
<li><a href="../../71/javame/loginscreen.html">ビジュアル・モバイル・デザイナのカスタム・コンポーネント: モバイル・ログイン画面の作成</a></li>
<li><a href="../../71/javame/waitscreen.html">ビジュアル・モバイル・デザイナのカスタム・コンポーネント: モバイル・アプリケーション用の待機画面の作成</a></li>
<li><a href="../../71/javame/tableitem.html">ビジュアル・モバイル・デザイナのカスタム・コンポーネント: Java MEアプリケーションでの表項目の使用</a></li>
<li><a href="http://wiki.netbeans.org/VisualMobileDesignerPalatteReference">参照: ビジュアル・モバイル・デザイナのパレットのガイド</a></li>
</ul>
<p class="align-center"><a href="#top">先頭</a></p>
</body>
</html>